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MacBook Pro日記

2006|05|06|07|08|11|

2006-06-01 Parallels Desktop (3)

_ Parallels Desktop RC2 で Fast OS Switching

Parallels DesktopのRC2がでていたので、さっそくアップグレードしました。ダウンロードしてきたdmgファイルをマウントして、中のインストーラを起動すればあっという間にアップグレード完了です。

RC2では、RC1ではできなかったguest OSをフルスクリーンにしてVirtueDesktopで画面を切り替える、ということができるようになりました。 Windows XPをフルスクリーンにすれば、見た目はBootCampで動かしているのと区別はつかないですが、Virtueの画面切り替えキーコンビネーションをおもむろに入力すれば、OSXの世界に一瞬で切り替わります。感動もんです。


2006-06-03 Parallels Desktop (4)

_ ParallelsにUbuntu Linuxをインストールする

Ubuntu Linux 6.06LTS(LTSはLong Term Supportのこと)がリリースされたので、早速Parallels上にインストールしてみました。ダウンロードはかなり時間がかかりますが、インストールはとっても簡単。さて、Parallels Toolsをインストールしようかな、と思ったところで、はじめて Linux 用の Parallels Tools は存在しないことに気がつきました。SoralisがあるんだからてっきりLinuxもサポートされていると思っていたのに。Parallels Toolsがないとかなり使いにくいので、残念ながら今後使うことはほとんどなさそうです。


2006-06-09 OmniGraffle Professional

_ OmniGraffle Pro購入

Omni GroupOmniGraffle Proを購入しました。OmniGraffleは、強力な図形描画ソフトです。とても使い勝手が良く、かっこいい図が簡単に描けます。

日本ではAct2というところが代理店で、Pro版は17,800円で売っていますが、 自分の場合は、直接Omni GroupのOmni Storeから買いました。こちらは約150ドルで、為替レートを考えてもOmni Storeのほうが安いからです。もちろん、Omni Storeで購入したものでも日本語リソースが入っていて日本語が使えます。というか、たぶんどちらで買っても内容は同一でしょう。

その他、情報は以下のところがまとまっていて便利。

http://macwiki.sourceforge.jp/cgi-bin/wiki.cgi?OmniGraffle

_ ステンシル追加

OmniGraffleでは図形のパーツのことをステンシルと呼び、ほとんどの作業がステンシルを配置して線でつなげていくということになります。標準でついてくるステンシルでは物足りないときは、メニューのステンシル→追加ステンシル入手、を選択し、開いたページから自分の好きなステンシルをダウンロードすることができます。ダウンロードしてきたステンシルファイルは、

ライブラリ/Application Support/OmniGraffle/Stencils

というフォルダに入れておけば、使えるようになります。


2006-06-10 OmniDazzle

_ OmniDazzle Betaのインストール

OmniDazzleは、派手なアニメーションでマウスポインタが今どこにあるのかを示すツールです。なんか文字で書くとくだらない感じですが、結構面白い。正直、あまり実用性はない気もしますが、プラグインがいろいろあって、それなりに遊べます。

現在ベータ版で無料で試せます。ただ、ハードウェアを選ぶようで、MacBook Proなら問題なく動きますが、iBook G4 では駄目だそうです。

図は、OmniDazzleのPixie Dustというデフォルトのプラグインを動かしている様子です。SanpNDragでタイマーを使ってキャプチャしました。


2006-06-12 SynergyとParallelsとWindows XPと

_ Synergyを使ったWinとMacのキーボード共有

前にも書いたとおり、自分の環境ではsynergyを使って、ThinkPadのキーボードとマウスでMacBook Proを操作していることが多いです。また、MacBook ProのParallels上ではWindows XPが動いています。図にすると以下のような感じ。

synergy-win-mac.png

仮想マシン(VM)も含めると、全部で3台のマシンがあることになります。 3台全部をThinkPadのキーボードで操作しているわけです。なお、キーボードは英語配列です。

_ 多重キー変換の問題点

ThinkPadにはMac固有のOptionキーやCommandキーはない(ついでにいうとThinkPadにはWindowsキーもない)ので、synergyを通過する時点でキーコードがマップされます。具体的には、ThinkPadのAltキーを押すと、Mac側にはそれがCommandキーとして伝わります。MacにはOptionキーがあって、本来はそれがAltキーですが、キーの物理的な位置や使い勝手を考えるとこの変換は妥当なところだと思います。

一方、ParallelsはParallelsでMacのキーコードを仮想マシン(VM)にマップします。OptionキーがVM上のWindowsではAltキーになり、CommandキーはWindowsキーになります。

つまり、ThinkPadからVM上のWindows XPを操作する時、ThinkPadでAltキーを押すと、synergyがCommandキーに変換し、ParallelsがCommandキーをWindowsキーにするので、VM上のWindows XPが受け取るキーコードはWindowsキーになります。しかしThinkPadにはOptionキー相当のキーがないので、VMにAltキーを入力しようとしても手段がありません。この構成ではVM上のWindows XPでAltキーが使えないのです。

_ 猫まねきの利用

猫まねきは、Windows上で動くソフトで、キーボードをいろいろとカスタマイズできます。 猫まねきを使って、WindowsキーをAltキーに変換してやれば、上記の問題はとりあえず解決します。つまり、以下のようなキー変換の流れになります。

Altキー(ThinkPad) → Commandキー(Mac) → Windowsキー(VM) → 猫まねきがAltキーに変換 → Windows XP

_ 漢字変換の問題

ここまででAltキー単体であればうまくVM上のWindowsまで伝わるようになるのですが、漢字変換で使うAlt+`という組み合わせの入力がうまくいかないのです。どうも、どこかで組み合わせキーがうまく伝わらないようです。

猫まねきを使って、Windows+` や、Alt+` をいろいろ変換するように設定してみたのですが、うまくいく組み合わせは見つかられませんでした。そもそも猫まねきまで「2つのキーが押されている」という情報が伝わっていない感じです。

猫まねきではIME起動キーのカスタマイズもできるので、たとえば右Alt(単体)でIMEオンオフするようにしようとも思いましたが、synergyが右Altも左Altも区別せずに両方とも同一キーとして扱うようなのでそれも駄目なようです(このへん自信なし)。

結局、仕方がないので猫まねきで Ctrl+\ を Alt+` に変換するようにしました。VMのWindowsで漢字変換したくなったら、ThinkPadで Ctrl+\ と入力するとIMEをオンオフできます。Ctrl+\ は Emacsで慣れているので、これはこれで良いかなと思っています。


2006-06-14 Mac OSX と UNIX の関係

_ Mac OS X のちょっとした疑問

メモ

Mac OS X のちょっとした疑問

わかりやすく書かれていて便利。

_ squidのインストール

DarwinPortsでsquidのインストールをしました。インストール後、OS X 起動時に自動的に squid プロセスを立ち上げるには、/Library/StartupItems/Squid/Squidというファイルができているはずなので、この中の

ENABLE_FLAG=${SQUID:=-NO-}

ENABLE_FLAG=${SQUID:=-YES-}

にします。/Library/StartupItemsというのがFreeBSDでいう/usr/local/etc/rc.dのようなもの、のようです。


2006-06-15 Parallels Desktop (5)

_ Parallels Descktop正式版

ついにParallels Desktopの正式版がでました。早速ダウンロードしてきてRC2に上書きインストールしました。トライアルキーのままでも起動しますが、すでにライセンスキーは買ってあったのでそれを入力して、快適に使っています。


2006-06-17 KDEのインストール

_ 準備

MacBook ProにKDEをインストールします。 事前準備として、XcodeX11、そしてDarwinPortsをインストールしておく必要があります。

_ KDEのコンパイル

DarwinPortsを使ってKDEをインストールします。 sudo port -d selfupdateしてから sudo port install kdeを実行。 すると順調にコンパイルが進んでいきますが、とにかく時間がかかります(数時間くらい)。

kdebaseと、あと必要最低限なものを選択して入れるべきだったかも。

_ .xinitrcの設定

必要に応じて、デフォルトのxinitrcをコピーしてきて、自分のホームディレクトリに.xinitrcを作ります。

% cp /usr/X11R6/lib/X11/xinit/xinitrc ~/.xinitrc 
% chmod +w ~/.xinitrc

そして、~/.xinitrcの最後の行にある

exec quartz-wm

exec /opt/local/bin/startkde

に書き換えます。

_ 起動

アプリケーション/ユーティリティフォルダにあるX11アイコンをダブルクリックするとX11とKDEが起動します。

X11には、フルスクリーンモードとルートレスモードがありますが、個人的にはルートレスモードが好みです。たしかデフォルトでルートレスモードのはずですが、もしフルスクリーンモードになっていたら、Command + Option + A でフルスクリーンモードを終了し、X11の環境設定で「"フルスクリーンにする"メニューを使用可能にする」のチェックをはずせばルートレスモードになります。

そのままだとDockとKDEのパネルがかぶるので、配置をかえたりDockを自動的に隠すようにする必要があるでしょう。

s-kde.jpg

ルートレスモードでは、Virtueの仮想画面と組み合わせてKDEとMac OS X の画面をクルクルと切り替えることができますし、exposeも有効です。

自分の場合は、さらにParallelsでWindows XPも立ち上げっぱなしにしていて、VirtueでMac OS X (Aqua) → X11(KDE) → Windows XP を随時切り替えながら使っています。メモリは2Gあるので快適です。


2006-06-21 Firewall内からDarwinPorts

_ rsyncが通らない環境でDarwinPortsを使うには

Firewallがあって、rsyncプロトコル(873/tcp)が通らない環境でMacを使う機会がありました。そのMacにDarwinPortsをインストールしようとしたのですが、DarwinPortsはrsyncプロトコルを使うので、そのままでは使用できません。sshやhttpは通るので、ssh port forwardingで対処してみました。

まず、rootで次のコマンドを実行

# ssh -L 873:rsync.darwinports.org:873 externalhost

localhostの873/tcpを、externalhostを通じてrsync.darwinports.org:873へつなぐ、という意味になります。ここでexternalhostは、ファイアウォールの外にありグローバルアドレスを持ったホストです。

次に/opt/local/etc/ports/sources.confの最終行を以下のように書き換えます。

rsync://localhost/dpupdate/dports

以後は普通に port コマンドを実行します。

sudo port -d sync

注意

873は特権ポートなので root 権限でないと使えません。root以外で実行する場合は

ssh -L 10873:rsync.darwinports.org:873 externalhost

のようにして、/opt/local/etc/ports/sources.confを

rsync://localhost:10873/dpupdate/dports

とすればport syncは通ります。しかし、この記法ではport installでなぜかこけるものがありました。


2006-06-22 Mac miniとParallels

_ Mac mini でVT-xをオンにしてParallelsを快適に使う

事情によりMac mini(Intel Core Duoモデル)も使うようになりました。

Apple Mac mini 1.66GHz Intel Core Duo 512MB DDR2 80GB SD Intel GMA950 64MB MA206J/A Apple Mac mini 1.66GHz Intel Core Duo 512MB DDR2 80GB SD Intel GMA950 64MB MA206J/A

Mac miniでは、ファームウェアのバグ(?)により、Intel CPUの仮想化技術であるVT-xがdisableになっています(個体によるという話もありますがよくわかりません)。VT-xが使えないとParallels Desktopのパフォーマンスに影響がでるかもと思い、以下のページを参考にしてVT-xのenableを試みました。

http://forum.parallels.com/thread577.html

だいたいこのページ(の下のほう)に書いてある手順でenableにできました。一応、自分がやった手順を簡単に書いておきます。

この操作を行って不具合がおきても責任はもてません。最悪の場合はMacを再起不能な状態にする可能性もあります。自己責任でお願いします。

  1. USB フラッシュメモリを用意。なくても良いらしいですが安全のために。
  2. ディスクユーティリティを使ってUSBメモリをHFS+でフォーマット。
  3. http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/macminiearly2006firmwareupdate101.html で Mac miniのfirmwareをupdate(不要かも)。
  4. rEFIt dmgをダウンロード。
  5. dmgをマウントし、中のreadmeを読んでUSBメモリにインストールする。
  6. http://i30www.ira.uka.de/~joshua/vmx.zip をダウンロードして展開。
  7. vmx-var-set.efi と vmx-var-reset.efi をUSBメモリのトップディレクトリにコピー。
  8. Mac miniを再起動。起動時にOptionキーを押しっぱなしにする。
  9. USBメモリから起動し、ターミナルモードにして vmx-var-set.efiと入力。
  10. exit して OS X を boot する

以上の操作でParallelsでVT-xが利用可能になりました。